文道部による本のすゝめ
文道部による本のすゝめ 勧め人 翼揚・風人 タイトル 七回死んだ男 著者名 西沢保彦 イラスト なし 定価 780円 出版社名 講談社 発行日年 1995年10月5日 ジャンル ミステリ あらすじ 幾度も繰り返される殺人。殺されるのはいつも淵上零治郎!? だがそれを認識できるのは孫の久太郎だけ。時間の“反復落とし穴”にはまり込んだ久太郎が、祖父の命を救うべく孤軍奮闘するが……。 オススメしたい理由 この本のおもしろい所は久太郎(キュータロー)が、時間の“反復落とし穴”にはまり込むことです。 キュータローは同じ日を9回繰り返すという特殊な性質を持っています(そのせいか精神的に老けている……)。 物語は、久太郎が高一の正月に祖父の家に訪れた時に、祖父が殺されるという事件が起こることから始まります。 しかも偶然に、その日が「時間の落とし穴」に入り込んでしまうのです。キュータローは祖父の命を救おうと行動を起こすのですが、毎回様々な工夫をしても、祖父は何度も殺されてしまいます。 それに、他の登場人物達も状況によって変化(変貌?)していく様がおもしろい。とにかく、主人公の行動次第でこうも人は変わってしまうのか? と考えさせられる(ウソです)、作品です。
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